昭和61年 広島大学医学部卒業。脳神経外科医を志し、関連病院で研修、治療、手術などを行ってきた。
平成28年よりメスを置き、クリニック勤務で第二の医師人生をスタート。 日々の診療の中で、患者様の多くが悩んでいる、脳の不調や、高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症、認知症などの慢性疾患は薬を飲んでいる間はコントロールできることもあるが、対症療法であり、根本治療ではないことを痛感。薬を飲まなくなれば元に戻り、新たな病気の発症に繋がることや、色々な慢性疾患は併発することも多く、お腹がいっぱいになるほどの薬を処方しないといけないことは間違っていると考えるようになった。薬の副作用についても、多くの薬が重なると、何が原因か判別できず、病院に通うことで慢性病は治らず、かえって医原病を併発することも多くなるという報告も正しいと思うようになった。少しでも薬を減らし、副作用を減らし、病気の根治を目指したいと思い、漢方治療や東洋医学についても勉強するようになった。
令和2年10月14日、自転車事故で強く頭部を打撲、頭蓋骨から頭蓋底まで広範囲に骨折、大きな皮下血腫、頭蓋内には2箇所の急性硬膜外血腫を生じ摘出術を受けた。事故の合併症として右外転神経麻痺、右聴力障害などが出現したが、幸い脳機能への影響はなく、後遺症として複視を残して現在に至っている。神経の後遺症は回復が難しいが、少しでも改善するため、様々な文献を研究し、遺伝子を正常化し、最大限の回復につながる生活習慣を探究、実践することで、体も心も変わり、日々幸せを感じて生活できるようになった。自身の生活改善をする中で、世の中に蔓延している慢性疾患は、文明の発達による生活習慣の急速な変化に、元々の人類の遺伝子がついていけずに生じていることを痛感し、生活習慣改善による、不調の改善、パフォーマンスの改善、体型の改善、健康長寿の達成が可能であることを確信した。
その経験を生かして、脳不調改善、健康長寿、そして幸せを感じる生活のプロデュースをする仕事を世の中に提供することが、一度死にかけた自分のミッションであると考えるようになった。
目標は、人間が持つ自然治癒力を最大化する生活習慣を多くの人にプロデュースして、日本人の健康寿命を延伸することです。