インプット!

2022/03/03

 インターネットやSNSなどを見ていると、あっという間に時間が経っていて、しかもかなり疲れている事に気付いたりする蒼野です。特にネガティブなニュースばかり見ると、やる気まで無くなったりします。大量に情報をインプットすると、翌日には、ほとんど頭に残っていないこともしばしばです。

 一応、毎日ブログを書いている蒼野としては、インプットは重要課題です。今日はどんな風にインプットをすれば、自分の中に財産として残ってゆくのかについて、参考になる書籍を紹介したいと思います。尊敬する樺沢 紫苑先生の『インプット大全』です。

 インプットの意味は、脳に情報を残すことです。つまり学習です。なんとなく読んだり、聞いたり、見たりでは記憶に残りません。興味を持って、注意深く読んだり、聞いたり、観察したりすることが必要です。その情報を面白がり、役に立つ部分を人に伝える姿勢が重要です。

 その情報について「何の為にインプットするのか」という目標がなければ、情報が素通りしてしまい、役に立つ精度で収集することができません。ゴールを決めて(ex. 健康情報など役に立つ情報を伝える)、方向性を定めて(ex. ブログを書く)、インプットすれば、大事な情報が取捨選択できます。

 そして、その情報のインプットは、アウトプットと表裏一体になっていて、切り離せないものなのです。誰かに話ししたり、ブログに書いたりできるように、読んだり聞いたりして情報を集めることが大事です。そういった情報は、しっかりと貴方の脳に残るインプットになり、貴方の学びとなるのです。

 実際にそのインプットを、アウトプットしましょう。インプットから2週間以内に、3回以上インプットされた情報は、脳が重要情報として、記憶が仮保存されている海馬から、ある程度長期的な保存が可能になる側頭葉に移されます。

 通常の一般の人の場合、インプット:アウトプットの割合は7:3程度が多いのですが、しっかりとインプットする為には3:7として、アウトプットを多くすることで、脳への定着に、最も高い効果が期待出来ます。

 コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験では、100人以上の子どもたちに、人名図鑑に書かれた人物プロフィールを、覚えて暗唱させました。最も高い結果を出したグループを調べたところ、インプット時間(覚える時間)とアウトプット時間(練習する時間)の比率が、3対7のグループだったのです。

 例えば月に10冊読書するよりも、月3冊+アウトプットの方が、断然情報が身について、成長できるということです。読む時に、アウトプット前提で、深く読むことの方が重要なのです。確かに蒼野も、ただ読んだだけでは、読み終わった達成感はあっても、内容を人に説明することができません。情報を紹介しようと思って読めば、細かい点まで頭に残っています。

 そして、さらに頭に残りやすいインプットの方法は、読書よりも、生で聞くことです。文字は言語だけの情報ですが、セミナーや講演を生で聞くと、プラスして、視覚的情報と聴覚的情報が上乗せされ、受け取れる情報が、格段に多くなります。脳の様々な部分が働いて、それがシナプスで繋がる事によって、圧倒的に記憶に残りやすくなります。

 同じ聞くのなら、セミナーや講演はなるべく前の席で聞きましょう。少し緊張する席で聞くことで、学習効果は最大化します。教室の一番後ろは居眠りには最適ですよね! 全部ノートに取るために下を向いて聞く人がいますが、これも効率が悪くなります。前を向いて講師を見ながら、非言語的情報もキャッチしながら聞くことで、情報が頭に残りやすくなります。ノートには、その時に大事だと感じた自分の気づきを残せば十分です。

 非言語的な情報を、漏らさずキャッチする為には、観察力が必要です。観察力を磨くには、アウトプットを前提に見ることが重要です。観察しながら、その人の服装や、姿勢、表情や話し方などからその人がどんな人なのか想像したり、どうしてその事を話しているのかなどを考えることで、更なる観察力が鍛えられるのです。

 確かに同じものを見たり聞いたりしても、人によって受け取り方は様々です。蒼野は元々、のんびり、ぼーっと見ていることが多いため、妻や、娘たちが、テレビを見ていて、俳優さんや、スターについて、輝いているとか、オーラがなくなったとか、きっと彼女ができたとか言っているのを聞くとすごいなあと思います。これは男女の感じ方の違いなのかなあ?

 日本人は、読書時間よりもテレビ視聴時間の方が長いのですが、ぼーっと見ているだけでは時間が無駄になります。アウトプット前提で、ネタを探すつもりでテレビを見れば、インプットの質を高めるトレーニングになります。頭に残す為には、集中力が高まるように、ウォーキングマシンなどで、体を動かしながら見るのがおすすめです。

 究極のインプット術のうちの一つが、人と会うことです。一緒に成長する仲間を見つけて、応援し、応援される関係を築き、会ってお互いに情報を交換する。インプットとアウトプットが同時に出来る場面であり、非言語的情報も豊富で、何より体験することで、圧倒的に記憶に残ります。

 最後のインプットの必殺技が、気づきが得られる遊びです。脳が吸収して、記憶に残すのは、興味があることだけです。蒼野は子供の頃、歴史の年号は全く覚えられませんでしたが、恐竜の名前はあっという間に覚えてしまいました。やっていて楽しく、面白い遊びは、スポンジに水が染みてゆくように、脳に吸収されます。

 有益なインプットとなる遊びは、テレビやゲーム、スマホのように受動的なものではなく、読書やスポーツ、楽器演奏などの能動的な遊びの方です。受動的娯楽は時間の浪費ですが、能動的娯楽は自己成長の道具となると、心理学の大家であるチクセントミハイ教授が提唱しています。遊びから気付きを得て、アウトプットできれば、その情報は自分の宝物になってゆくのです。

 情報過多の現代では、インプットして、自分の中に残してゆく情報が特に重要になります。情報は知っているということに留まらず、自然に自分の行動に落とし込んで、習慣化することで、自分の人生を変えてくれる知識に変わります。樺沢先生も、「10年前にインプットした勉強が、ようやく今、役に立っている」と言われています。

 今の自分は10年前のインプットでできています。10年後に理想の自分に近づいていけるような、インプットを、今続けてゆくことが、将来を変えていく事になるのでしょうね! 脳だけは身体と違って、何歳になっても発達し続けると言われています。蒼野も色んな情報をアウトプットしながら、自分の中にインプットしてゆきたいな、と思っています。

参考書籍 :  学び効率が最大化するインプット大全      樺沢 紫苑

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