ボーンブロスで糖質依存から抜けれます!

2022/01/11

 今日は、蒼野も本を読んでやってみたことのある、ボーンブロスファスティングについて書いてみたいと思います。糖質過剰の生活から、ファットバーニングのエネルギー供給に変換し、悪化している腸内環境を改善するための、とても良い方法です。16時間ファスティングにも、スムーズに移行してゆくことができる方法だと思います。

 ボーンブロスとは、肉や魚の骨、野菜などから抽出しただし汁のことをいいます。日本でいう鶏ガラスープや牛骨スープに近いものですが、それらのスープよりも骨の分量が多いことが特徴です。鶏ガラスープや牛骨スープとは違って、ボーンブロスでは、素材の味だけを楽しむ「だし汁」の状態でいただきます。冷えると固まるくらいの、濃厚なスープです。

 素材としては、出来るだけオーガニックな素材を使いましょう。穀物で育てられた家畜の骨は、避けるのが理想的です。平飼いの鶏や、ラム、グラスフェッド(牧草飼育)で育てられた牛などの骨からスープを取りましょう。日本では、地鶏の鶏ガラや、手羽先、手羽元、魚のあらなどが手に入りやすいと思います。

 ボーンブロスを飲むと、食欲が治まります。リーキーガットを起こし、腸に炎症が起こって、腸粘膜上皮が傷ついているのを、治してくれる栄養が沢山入っています。骨と合わせて、オーガニック栽培の野菜、さらに新鮮なハーブなどを組み合わせて長時間煮込みます。ボーンブロスは、骨と野菜とハーブのうまみがぎゅっと詰まった、美味しい最高のスープなのです。

 スープに含まれている栄養は、腸壁にやさしく、消化を助けてくれるグリコサミノグリカン(GAG)、関節痛をやわらげることで有名なグルコサミン、グルコサミンと共に関節の健康を維持するコンドロイチン硫酸、アンチエイジングをはじめとして、肌の美容効果が非常に高いヒアルロン酸、骨や関節軟骨や皮膚の真皮を構成するコラーゲンなどが、豊富に溶け出しています。

 傷ついた腸壁を修復し、健康な腸を取り戻し、維持する作用、健康な皮膚や髪の毛、爪を維持する作用、高い抗炎症作用、風邪等の予防作用、睡眠の質を高めてくれる作用や、関節痛を和らげる作用などがあり、ダイエットに対しても大きなサポートになります。

 万病の元となる、肥満、全身炎症の状態から脱却するときに、ボーンブロスを使ってみましょう。材料を鍋に放り込んで煮込むだけなので、材料さえ揃えれば、調理時間は20分程度、やる気になれば料理慣れしていない男性でも、簡単に作れると思います。

 まず糖質依存の状態から抜け出るための使い方は、3日連続で、毎日ボーンブロスを、1日6~8杯くらい、飲みたいだけ飲み、それ以外は水や、ハーブティーなどで過ごします。ボーンブロスは栄養豊富で、コラーゲン(タンパク質)が沢山含まれています。糖質はほとんど入っていませんが、タンパク質欲が満足されるため、ファスティング中に、お腹が空く感じはありません。

 ずっと同じ味だと飽きるため、日によって材料を鶏や牛、ラム、魚などに変更して、作って飲んでゆくと、飽きずに続けることができます。通常、糖質依存から抜けるためには、5日くらい必要ですので、4~5日目も、糖質はなるべく摂らないようにします。この5日で、2~3kg痩せる方が多いと思います。6日目からは16時間ファスティングに移行して行きましょう。

 それまでの生活で糖質依存が強かった方の中には、シュガーバーニングから、ファットバーニングにうまく移行できず、ケトインフルという、全身倦怠や気力の低下、手足の痺れなどの症状が出てくることがあります。そういう場合は一旦中止とし、もう一度、糖質を減らす生活に慣れる時間を、確保しましょう。

 もう一つのやり方は、週2回をボーンブロスだけで過ごす日を作り、他の日は、糖質が多くならないように、食材を選んで普通に食べるというやり方です。もちろんこの方法を1クールを3週間として続けるのも、健康的なダイエット法となります。自然療法の認定専門医であり、栄養士の資格を持つケリアン・ペトルッチさんが、本で紹介しているやり方です。

 本によれば、3週間のダイエットで4~7キロ程度は痩せるとのことです。続けることで、腸の炎症が治まり、腸内細菌叢が改善し、内臓脂肪が減って、レプチン抵抗性が改善します。そして全身の炎症も治まってきます。糖質をほとんど摂らない日があることで、インスリン抵抗性が改善し、体重が減ることによって、メタボリックシンドロームの悪循環が断ち切られるのです。

 開始前と3週間後に身体のサイズを測りましょう 開始前に体重、二の腕、バスト、ウエスト、ヒップ、太もも、BMI値を測定します。その3週間後、再び同じ部位のサイズをはかりましょう。筆者によれば、ダイエット期間中は、基本的に体重計で測る必要なありません。体重を量らない人の方が体重の減少幅が大きかったとのことです。

 1週間のうち2日間はボーンブロスだけを飲んで過ごす「プチ断食日」にします。2日連続では行わないようにします。そして通常日には、食べてはいけない食品以外で作った、しっかりした食事を3食食べましょう。体型を変えたい人は通常日に、短い時間でも良いので、筋トレを行いましょう。

 食べてはいけないNG食品は次のとおりです。

穀物を含む食べ物 (大麦、パン、パスタ、米、シリアル、ポテトチップス、クッキー、ワッフル、
          小麦、グラノーラなど)

とうもろこし (ポップコーン、スナックなど)

砂糖や食品添加物が入った調味料 (バーベキューソース、ケチャップなど)

砂糖 (ブドウ糖果糖液糖、はちみつ、メープルシロップなど)

人工甘味料

大豆を含む食べ物 (豆乳、豆腐、しょうゆなど)

乳製品 (バター、チーズ、クリーム、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなど)

アルコール (ビール、ワイン、蒸留酒など)

じゃがいも

豆類 (大豆、ピーナッツ、エンドウ豆など

 リストを見ると、結構厳しめの糖質制限です。上記以外の肉、魚、卵、野菜 果物、ナッツ、発酵食品などを食べるようにしましょう。

 断食日には、ほとんど糖質を摂らないため、糖尿病で薬やインスリン治療をしている方や、身体が消耗している方などは、主治医に相談してから行うよう注意されていました。

 3年前くらいのファスティング未経験の時に、青野はボーンブロスだけの断食に、初めてトライしました。糖質は元々気をつけて少なくしていたため、ケトインフルの症状も出ずに過ごすことができました。お腹も空くことはなく、ファスティングって辛くないんだと思ったのを覚えています。

 最初の時は、牛テールと手羽先で作り、お肉は通常日に美味しくいただきました。楽天でグラスフェッドの牛骨なども売っていますし、お肉屋さんによっては、鶏のガラもおいています。ラムは牧草飼育ですので、取り寄せると良いかもしれません。ボーンブロスで過ごすと、1日だけ行っても、身体が軽くなり、エネルギーが湧いてくる感じでした。

 好きであれば、ずっと続けていくのも良い方法かと思いますが、大きな鍋で作っても、しょっちゅう飲むと、結構無くなるので、また作らないといけないこと。スープだけで美味しいのですが、工夫しないと味に飽きてしまうことから、ずっと続けるなら、蒼野は16時間ファスティングで、2食目で好きなものを、満足ゆくまで食べる方法を続ける方が楽だと感じています。

 ただメタボリックシンドロームが、進行中で、体重も体調も悪くなりつつある時期に、決意を持って、ボーンブロスファスティングを取り入れることは、短期間に、ファットバーニングの身体に変える方法として、非常に有効だと考えます。

 お腹が空きにくいというメリットと、腸の状態を良くしてくれるというメリット、全身の慢性炎症を改善し、インスリン抵抗性を改善してくれるメリット、そしてすぐに体重が減り、メタボからの脱却の入り口になるという点が素晴らしいと思います。16時間断食中にも使えますし、コラーゲン、アミノ酸が豊富なスープですので、身体を絞る時にも使える、便利な食べ物だと思います。

 一人暮らしとか、いちいちスープは作りにくい、いつも飲みたいのだけど、奥様が良い顔をしない(蒼野のことです)、特に夏は保存が難しいなどのこともあると思います。顆粒タイプのスープの元も見つけましたので、載せておきます。蒼野も買ってみようと思い、今日、楽天お買い物マラソンでポチっとしたところです。

 レシピについては、沢山ネットで出てきますので、お手数ですが調べてみてくださいね!

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参考書籍: 最強 ボーンブロス食事術  ケリアン・ペトルッチ (もう中古しかないようです)

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