クロレラのデトックス効果!

2023/06/30

 昨日のリバウンド予防腸活ダイエットの研究で出てきた、緑の地中海式ダイエットのウォルフィア・グロボサ(ミジンコウキクサ)に興味を持った蒼野です。タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの重要な栄養素を、高濃度で含んでおり、その栄養価の高さから、「植物の卵」とも呼ばれているそうです。

 サプリメントに関しては、以前のブログで一部の物はエビデンスに乏しいと書きましたが、こういった植物が、添加物なしで、そのままサプリになっているものに関しては、良いのではないかなという見解です。ウォルフィア・グロボサに関して探すと、味の素から販売されていました。

 次世代ベジタブルドリンクMankai(マンカイ)という名前で、論文の研究でも使われている、マンカイ種のウォルフィア・グロボサが原料になっているようです。1日分の野菜の1/3に当たる、117g分の葉野菜=マンカイを乾燥させたものです。野菜不足の人には良さそうです。

 ビタミン、ミネラル、食物繊維などの60種類の栄養素と良質な植物性タンパク質が含まれています。100gあたりのタンパク質含有量は40.7g! 卵は12.2g、牛乳が3.3gであることを考えると、すごい数値です。スティック1本に4.8gマンカイが入っているので主なタンパク源にはなりませんが、野菜なのに1杯で2g弱のタンパク補給になります。

 水耕栽培で3日収穫でき、環境負荷も少ないとのことです。食物繊維としては物足りませんが、青汁のケールよりも、タンパクは摂れます。そして調べていて、もっとすごいかもと思ったのは、昨日も紹介したクロレラです。クロレラは栄養面でもマンカイに負けてはいません。

 クロレラのタンパク含有量は59%、必須アミノ酸がしっかり含まれています。ビタミン、ミネラルも豊富で、こちらは日本で研究が進み、世界に広がっているサプリメントになります1)。マンカイでは報告されていないようですが、蒼野が注目したのは、そのデトックス効果です。

 クロレラには”キレート効果”があることが知られています。これは特定の化学物質やイオンと強く結合し、それらを包み込む能力のことです。クロレラは、特定の有機分子や金属イオンと結合し、体外に排出してくれる効果があるのです2)。

 研究ではアマルガム(水銀を含む歯の詰め物)を10年以上入れている成人16人に、クロレラサプリメントを90日間飲ませ、毛髪の重金属の含有量を調べた所、90日で水銀のレベルが下がっていました。銀や鉛、スズやウランなどが下がっており、環境や歯の詰め物から体内に溜まってくる重金属を包んで排出する効果があることが証明されています3)。

 また肉類を高温で調理するときに生成される発がん物質(乳がん、大腸がん)である、ヘテロサイクリックアミンに関しても、クロレラで吸着されて、吸収が減少することが報告されています1)。もちろん食物繊維には、腸内の化合物を吸着し、排出する作用があるのですが、クロレラは体内に蓄積しているものまで排出してくれるという点が、素晴らしいと思います。

 環境汚染、特に重金属やPM2.5、農薬、除草剤、カビ毒などは体内に蓄積して炎症を起こしやすい物質です。自然界では分解されにくいマイクロプラスチックの水質汚染なども心配です。すでに日本では50年前に禁止された、シラミなどの殺虫剤であるDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)やPCB(ポリ塩化ビフェニル)などの、持続性有機汚染物質なども、年々体内の脂肪に蓄積されやすい有害物質です。

 これら全てのデトックスにクロレラが有効というデータはありません。しかし少なくとも重金属や一部の有害有機物質については、クロレラによって、吸着や排出が期待できます。体に取り込まれるとなかなか排出されない物質は、食物連鎖の頂点にいる人間では、脂肪組織に蓄積されやすく、長期にわたって体内に留まる傾向があります。

 50年も前に使われなくなったDDTが、新生児の臍帯血から検出されるのです。確定したデータはないものの、発達する脳に対してこれらの物質が毒性を示す可能性は示唆されています。もちろん癌の増加や免疫疾患への関与の可能性も高いと考えます。一生飲む必要はありませんが、デトックスという点では、定期的に4~6週くらいでも、クロレラのサプリメントを飲んでみるのは、良いことのように思います。

 環境毒から身を守るには、環境を変えられるのが一番良いのですが、個人が出来ることは、空気や水が綺麗な所に引っ越す、加工食品を減らす、シャンプーや化粧品などを厳選する、くらいしかできません。まずは、なるべく体内に入れないように、今の環境で気を付けられることを挙げてみます。

 水質汚染のマイクロプラスチックは魚介類から体に入りやすいので、水質を管理した養殖魚の方が含有が減りやすいそうです。マイクロプラスチックに含まれるビスフェノールAは、内分泌撹乱化学物質です。しかしどのくらい健康に影響しているのかについては、いまだによく分かっていません。

 また水銀などの重金属やDDT、PCなども天然の肉食魚に多く蓄積しやすいです。マグロよりも、近海の小型の魚、水質管理した養殖魚、サーモンなどを多く食卓に上げたいですね!もちろん牛や豚などの家畜にも多くの有害物質が含まれています。とうもろこしなどの肥料からの、農薬や除草剤、大気汚染物質や残り続けるDDTやPCBも生物濃縮し、蓄積しています。家畜もグラスフェッドがベターです。

 カビ毒のマイコトキシンは、加熱してもそのまま残ります。飼料の穀物がカビていれば、これも蓄積しています。また輸入小麦など、穀物には時間が経つとカビが生えます。カビを除去しても、マイコトキシンが残っていれば、我々の体内に入ることとなります。やはり輸入小麦によるパン食よりは、無農薬、低農薬の玄米を蒼野はお勧めします。

 そして入ってしまった毒物は、食品で対応するのが基本です。まずは食物繊維でなるべく体内に留まらないように、スルッと排出を心がけましょう。腸内細菌を健康にすることで、リーキーガットを起こさず、余計に毒物を吸収しないことも重要です。尿からの排出も重要ですので、水分は体重×35%くらいは取っておきましょう。

 体内に入った毒物は、炎症を起こし、体を酸化させてしまいますので、抗炎症、抗酸化作用のある食べ物をしっかり食べましょう。発がん物質を中和し、酸化を防ぐ野菜、海藻、果物、ナッツなどを主食にすることをお勧めします。特にターメリック(ウコン)やレモン、緑茶やビーツなどは解毒のために働いてくれる肝臓を助け、デトックスを進めます。

 最後はキレート作用があって、体内の脂肪に溜まった物質を除去してくれる、クロレラやガーリックなどを定期的に摂るのは良いと考えます。スピルリナにもデトックス作用があると言われていますが、こちらはキレート作用では無いようで、まだ詳しい科学的根拠は得られていません。

 日々の食事を整えるのが基本ですが、いくつかの論文が見つかったクロレラは、時々1ヶ月くらい飲んでみたいと思った蒼野でした。

参考文献:
1)Potential of Chlorella as a Dietary Supplement to Promote Human Health. ; Nutrients 2020, 12(9), 2524; https://doi.org/10.3390/nu12092524

2)Heavy metal tolerance in microalgae: Detoxification mechanisms and applicationsAquatic Toxicology 260 2023 https://doi.org/10.1016/j.aquatox.2023.106555

3)The Long-Term Algae Extract (Chlorella and Fucus sp) and Aminosulphurate Supplementation Modulate SOD-1 Activity and Decrease Heavy Metals (Hg++, Sn) Levels in Patients with Long-Term Dental Titanium Implants and Amalgam Fillings Restorations. ; Antioxidants 2019, 8(4), 101

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