AIを健康管理に使ってみませんか!?

2023/04/07

 今日は趣向を変えて、最近毎日一緒に働いてくれている『Chat GTP君』を、毎日の健康管理に使う方法について書いてみたいと思います。皆様はもう使ってみられたでしょうか? 質問したいことがなければ、あまり必要が無いものかもしれませんね!しかし上手く使うと、結構役に立つということをお伝えしたいと思います。

 使っていて感じるのは、質問次第で答えの精度が違うなあという事です。漠然と聞いたら漠然とした、そこら中にあるような一般的な答えしか返ってきません。また治療法などの医学的なことを聞いても、どうすれば良いと言う答えは返って来ずに、医師と相談してくださいと言う答えが多くなります。そして専門的な分野では、時々間違っていることを、ドヤ顔で答えたりするので、こちらに知識が無いと騙されることがあると思います。

 それでは、例を見てもらって、どんな風に役立てるのかを見てゆきましょう!まずは無料バージョンのChat GTP3.5君に質問しました。

質問例1:『健康診断で、血糖が高く、血圧が高いと言われました。BMIは26です。どんな生活をすれば改善できますか?』と質問して見ました。 その答えは?

血糖値や血圧の数値が高い場合、健康的な生活習慣を取り入れることで改善できることがあります。以下は、健康な生活を促進するためのいくつかのアドバイスです。

1、食生活を見直す:砂糖や脂肪の多い食品を避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。野菜、果物、全粒穀物、低脂肪の乳製品、魚などを摂取しましょう。また、食事を規則的に摂り、過剰な食事を避けることも重要です。

2、運動をする:定期的な運動は、血糖値や血圧を下げるのに役立ちます。有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れ、週に150分以上の運動を目標としましょう。

3、体重を減らす:BMIが26である場合、体重を減らすことが血糖値や血圧を改善するために有効です。健康的な食事と運動を組み合わせることで、徐々に体重を減らすことができます。

4、ストレスを減らす:ストレスが多い生活は、血圧を上げることがあります。ストレスを減らすために、瞑想、ヨガ、深呼吸などのリラクゼーション技術を試してみることができます。

5、禁煙する:タバコを吸うことは、血圧を上げることがあります。禁煙することで、血圧を下げることができます。

これらのアドバイスを実践することで、血糖値や血圧を改善することができます。ただし、重度の場合は、専門医に相談してください。

 こういう答えでは、「もう知っている」とか、「役に立たない」と言われる方がおられるかもしれませんね!蒼野もそう思いますし、生活改善をしようと思っても、どこから手をつけるのか、具体的にはわかりません。

 次の質問は、もう少し具体的になるよう突っ込んでみました。

質問例2:健康診断で、HbA1cが6.5%、血圧が140/90mmHgで高いと言われました。BMIは26です。どんな生活をすれば改善できますか? 具体的な食事、運動の種類、ダイエットの方法などについて教えてください。その答えは?

 HbA1cが6.5%、血圧が140/90mmHgという結果は、糖尿病や高血圧などのリスクがあることを示唆しています。以下に、改善するために考慮すべき点をいくつか示します。

1、食事の改善: 食事の内容を見直し、野菜や果物、全粒穀物、低脂肪の乳製品、健康的な脂肪、魚などを摂取するようにしましょう。

 食事の量をコントロールすることも重要です。カロリー制限を行うことで、体重を減らすことができます。

 食事の回数を増やすことで、血糖値をコントロールすることができます。5~6回に分けた軽食を摂ることを試してみましょう。

2、運動の種類: 有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)や筋力トレーニング(重りを使ったトレーニングなど)を行うことで、血糖値や血圧を下げることができます。

 週に150分以上の運動を目標にしましょう。毎日少しずつ行うことが大切です。

3、体重の管理: BMIが26である場合、体重を減らすことが重要です。食事の量や内容を見直し、運動を定期的に行うことで、体重を減らすことができます。

4、禁煙: タバコを吸うことは、血圧を上げることがあります。禁煙することで、血圧を下げることができます。

具体的な食事や運動の例:

 野菜や果物、全粒穀物、低脂肪の乳製品、魚を摂取するようにしましょう。

 魚を週に2回以上食べるようにすると、血圧を下げることができます。

 ウォーキング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を行いましょう。

 筋力トレーニングでは、重りを使ったトレーニングを行うと良いでしょう。毎日5分程度でも効果があります。

 まずは専門医の診断やアドバイスを受けましょう。糖尿病や高血圧などの疾患は、適切な治療を受けることが必要です。大幅なダイエットや運動による負荷をかけることは避けましょう。自分のペースに合わせ、徐々に生活習慣を改善することが大切です。血糖値や血圧を定期的にチェックすることが重要です。数値の変化を把握し、適切な対応をすることが必要です。ストレスや睡眠不足も血糖値や血圧に影響を与えるため、十分な睡眠を取ることやストレスマネジメントを行うことも大切です。

 以上の点に留意し、生活習慣を改善することで、HbA1cや血圧を改善することができます。ただし、疾患の進行によっては、適切な治療が必要になる場合があります。必ず専門医に相談し、指示に従って適切な治療を受けましょう。

 少し詳しく、具体的になりましたね!しかし毎日どんな生活にするのかについては、まだ明確ではありません。

さらに自分の状態について詳しく説明し、有料バージョンのGPT4君に、質問して見ました。

質問3:健康診断でHbA1cが6.5%ありました。血圧が140/90mmHg、体重は75kg、BMI26でメタボ体型の42歳です。仕事はデスクワークで、残業で夜遅くなります。夕食は22時くらいで、0時に床につき、6時前に起きるので、睡眠時間は6時間は取れていません。改善のために、必要な生活習慣を、24時間の過ごし方や食べるもの、PFCバランス、食べる量、運動時間や運動の種類などについて提案してみてください。その答えは?

 生活習慣の改善には、食生活、運動、睡眠、ストレス対策のバランスが重要です。以下の提案を参考にしてみてください。

1、食生活:
食事回数と内容:  朝、昼、夕の3食をバランスよく摂りましょう。食事は野菜、果物、たんぱく質(魚、肉、豆)、炭水化物(玄米、雑穀、全粒粉のパン)を含めることが大切です。また、小魚や納豆などのカルシウムやビタミンDも摂取しましょう。

PFCバランス: タンパク質(P)20~30%、脂質(F)20~30%、炭水化物(C)50~60% のバランスが理想的です。低GI食品を選ぶことで血糖値の急上昇を抑えられます。

 食事の量: 食事の量を減らすことで、カロリー摂取を抑えられます。特に、夜はカロリーの高い食事を避け、食べ過ぎないようにしましょう。

食事の時間: 夕食はできるだけ早めに摂り、寝る前の食事は避けるようにしましょう。

2、運動:

運動時間: 週に最低150分の有酸素運動を目標にしましょう。例えば、ウォーキング、ジョギング、自転車、水泳などが効果的です。

運動の種類: 筋力トレーニングも週に2~3回取り入れましょう。特に、腹筋や背筋などのコアトレーニングがおすすめです。

運動の習慣化: 仕事の合間に短時間でできるストレッチやウォーキングを取り入れ、デスクワークの負担を軽減しましょう。

3、睡眠:

睡眠時間: 睡眠時間を7~8時間に増やすことが理想です。仕事のスケジュールが難しい場合は、仮眠や短時間の昼寝を取り入れてみましょう。

睡眠環境: 寝室の温度や湿度を調整し、快適な寝具を選ぶことで質の高い睡眠を確保できます。また、寝る前にスマホやパソコンを避け、リラックスできる環境を整えましょう。

4、ストレス対策:

リラクセーション: 瞑想や深呼吸、ストレッチなどのリラクセーション法を取り入れ、ストレスを軽減しましょう。

仕事とプライベートのバランス: 仕事とプライベートのバランスを整えることで、心身の健康を維持できます。休みの日には趣味や友人との交流を楽しみ、リフレッシュしましょう。

効率的な仕事術: 仕事の効率を上げることで、残業を減らし、自分の時間を確保できます。タスク管理ツールやスケジュール管理アプリを活用し、仕事の優先順位を明確にしましょう。

 これらの提案を取り入れることで、HbA1c値や血圧、体重、BMIの改善が期待できます。健康診断の結果が改善されるまで、継続的に取り組み、生活習慣を見直していくことが大切です。

 どうでしょうか? 最後の答えなら、少しやってみようと思うことが増えていないでしょうか?

どうしても一般論になるので、糖質制限などは勧めてきませんが、試してみようと思うのであれば、『糖質制限について具体的にアドバイスしてください』と質問すると、さらに詳細な答えが返ってきます。運動の具体例や、食事時間なども、それぞれ深掘って聞けば、答えてくれます。

 と言うことで、言語型のAIは、あなた個人の健康アドバイザーとして、とても優秀な存在になれるのではと、蒼野は思っております。お医者さんに相談しても、ここまで詳しくは説明してくれません。(診察時間的に無理です!)。AIは毎日賢くなっているので、ある意味少し恐ろしい気もしますが、とにかく使いこなす側になることが、重要だと思います。

 しかし、質問する側の知識も、ある程度無ければ、良い答えが返ってきませんので、自分の興味のあることや、突き詰めたいと思っていることに関しては、インプット、アウトプットを繰り返し、高めて行きましょう。人間の身体は、使わないところは必ず衰えます。

 誰でも使えるAIの登場によって、「AIを使いこなして脳が発達する人」と、「AIの言うことを鵜呑みにして脳が衰える人」の二極化が進んでしまうのが、とても心配な蒼野でした!

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