先週水曜日から、蒼野は2023脳卒中学会で横浜を訪れていました。コロナ禍でリアル学会は3年ぶりです。そしてここ3年の変化に気がつきました。まずホテルのチェックインやチェックアウトが機械になっていました。学会の受付も機械で、手続きすると入会の名札が印刷されて出てきました。どんどん人が行う作業は減っているのを実感しています。
皆様、話題のChatGTPは触って見られましたでしょうか? 以前にもAIのブログを書いたことがあるのですが、その時点では、我々の生活には関係が出てくるのはもう少し先かなという思いを抱いていました。しかし実際に3週間触ってみた感想ですが、ここ1~2年で我々の生活がガラッと変わるという思いがますます強くなってきました。今日はAIが我々の生活や、健康にどんな影響を与えるのかについてもっと考えてみたくなりました。
そこでAIに今から無くなったり仕事内容が変わったりする職業と、増える新しい職業について聞いてみました。AIが進化することで無くなる可能性がある仕事は次の通りです。
蒼野の職業も、変わらざるを得ない様です。個人的には画像の診断と病名診断はAIとの共同作業になった方が間違いが少なくなりそうです。期待するのはポリファーマシー(多剤併用)の問題です。AIを活用して薬剤治療が最適化できれば、たくさんの種類の薬を飲むことによって初めて起こる副作用について、防げる確率が増えると思います。
手術に関してもAIロボットを応用すると、もっと高精度で行うことができます。現在でも内視鏡手術には、ダヴィンチ手術ロボットという術者をサポートするロボットが使われています。手術器具を正確に動かせ、小さな傷口から安全な手術が可能になっています。それにAIが実装されれば、ヒューマンエラーはさらに減りそうです。
電子カルテを、詳細に書いてくれるのも嬉しいと思います。紙カルテの時代には、字が汚い先生のカルテからは、情報が取り出しにくかったので、想像で引き継いでいた(笑い話ではないですよね!)ので、現場でのデータが一目瞭然となれば、患者様の状態把握は容易になるとともいます。
今度は、AIや技術の進歩がもたらす新しい仕事についても聞いてみました。
だそうです。機械相手の仕事は向いていないと思っている蒼野は、とてもなれそうにない職業ばかりです。起業家の方は、デジタルマーケティングスペシャリスト、弁護士の方などは人工知能倫理学者などで活躍できるでしょうか?
いずれにしても、肉体労働よりも、人間相手の仕事と、脳をフル活用する仕事が残ってゆくのは、自明の理の様です。ここからは蒼野の私見ですが、そこに大きな矛盾を感じたりします。便利なAIが誰でも使える時代になると、頭を使う機会が減る様な気がするのです。特に子供達が心配です。脳をしっかり発達させる生活を送らなければ、AIに使われる人間になりそうです。
AIは本当に便利な技術だと思いますし、IQ4000ですから、知識量や正確さ、早さではいずれも人間では太刀打ちできません。使いこなす脳を発達させた人が、圧倒的な効率で仕事が出来るという時代になるのだと思います。そういう意味で、今から上手に使えるのか、それとも使われるのかの二極化が進むと思うのです。
AIが瞬時に終わらせてしまう、簡単な仕事は無くなってゆく運命なのでしょう。効率を考えれば、同じことを人間がやっても、もっと安い賃金しかもらえなくなるのだと思います。定年後にできる仕事も減ってゆくかもしれませんね。自分のスキルや経験を活かせる、人間相手のコミュニケーション中心の仕事が残ると思います。
時代は変わります! 脳を衰えさせず、最大の効率で使いこなすために必要なのは良い生活習慣です。食事、運動、睡眠、生活リズムが、ますます大事になると、蒼野は思います。まだ触ったことが無い方は、是非ChatGTPを触ってみて下さいね。Open AIの公式サイトからTRY ChatGTPをクリックし、Sign upして情報を入れるだけで、無料で使えますよ!
過去ブログ:
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