愛犬の健康寿命を伸ばす方法!

2023/05/08

 今日は健康情報と言っても、犬の健康についてのお話です。蒼野家は犬好きで、現在飼っている1歳3ヶ月の柴犬が、3代目になります。初めての犬は、3人娘たちがまだ小さかった頃だったので、犬の健康まで考える余裕はありませんでした。初代はゴールデンレトリバーでしたが、14歳まで生きてくれて、老衰で亡くなりました。

 2代目のゴールデンの健康についても、まだまだ子供達にかかりっきりだったので、あまり注意することなく時が過ぎました。この子は残念ながら9歳の時に痙攣重積発作を起こし、急に亡くなってしまいました。その日のちょっと前から、少し行動パターンが変わった部分があったので、ひょっとしたら脳腫瘍ができていたのかも知れません。

 そして去年の6月に3代目の柴犬を迎えました。3人娘も2人、家から巣立ち、長女は家庭を持って犬を飼っています。家族が減った分、犬の事を考えることもできる様になりました。今年の初めに、一晩行方不明になるという事件後は、さらに愛着が強くなり、これまでの犬には申し訳ないのですが、犬の健康管理についても考える様になっています。

 ということで、今日は犬に必要な生活習慣について書いてみます。まずは食事です。基本はドッグフードですが、YouTubeを見たりすると、健康のためには、ドッグフードだけでは良くないという意見も見られます。人間でも、人によって食べているものは様々です。科学が発達した現代であれば、もし食べる楽しみを考えないのであれば、完璧なヒューマンフードというものがあっても良さそうですが、お目にかかったことはありませんよね。

 犬も動物ですし、個体差もあるため、犬の健康にとって完璧なドッグフードというのは、本当は無いはずなのです。飼ってみると分かるのですが、犬によって欲しがるものは違います。最初の子は、本当にお米好きでした。2番目の子はリンゴが大好きで、スイカの皮も、緑のペラペラになるまで食べていたのを思い出します。1番の好物は鹿児島生まれだったためか、さつまいもでした。

 現在の愛犬は、納豆と豆腐が大好きです。ご飯やりんごにはあまり食いつきが良くないです。今までの子は胡瓜やトマトも大好きでしたが、見向きもしません。やはりその子が必要な栄養が含まれる食材を、本能的に食べたがるのだろうと思うので、色々試して楽しんでいます。そういえば昨日はブロッコリーに食いついていました。納豆にブロッコリーとは、蒼野に似て健康オタクなのかも知れません。

 ネットで調べてみると、東京農工大の研究では、長生きする犬はドッグフードのみの割合が低く、飼い主の手作り食の割合が高かったというデータがある様です。ドッグフードは大きな袋で、開封後も長期間食べれる様に作られています。安いものでは添加物が多いと思いますし、調理法も加熱後乾燥させてカリカリにしているため、ワンパターンです。

 調理法によって、食材に含まれる栄養素は無くなりやすいので、同じ餌ばかり与えていると、現代人と同じように、カロリー過多の栄養失調状態になりかねないのだろうと思います。また飽きてしまうようで、うちの犬も、最初は喜んで食べていたドッグフードも、最近は食いつきが悪くなってきました。種類を変えると喜んで食べたりします。

 基本的にドッグフードは超加工食品ですので、超加工食品ばかり食べる人間が、健康を維持できない事を考えると、本当に健康に良い食事は、人間なら自炊、犬なら飼い主の手作りのごはんが理想となる様なのです。その作り方は、「穀物:肉または魚:野菜=1:1:1」で、おじや風に作るのが良いそうです。

 次は運動です。今までの子に散歩が嫌いな子はいませんでした。最初の子は、近くの小川に飛び込んで泳ぐのが本当に好きでした。2番目の子は誰もいない近くの公園で、遠くにボールを投げて走るのだ大好きでした。今の子もボール遊びが大好きで、めちゃくちゃ俊足です。妻や娘と散歩に行くと、疲れるまで走らせてはもらえないらしく、蒼野が帰宅すると、何時であっても高い声を上げて、散歩をせがみます。

 犬の散歩では3つの要素が必要なのだそうです。「運動」「探査活動」「なわばり活動」の3点です。犬が本来持つ欲求はどれが欠けても、満たされないそうです。満たされなければストレスが溜まります。最近では、自分の運動も兼ねて散歩している蒼野としては、毎回1時間以上、休みの日には2時間散歩し、ボールや松ぼっくりを追って走らせ、匂いを嗅いで回るのに付き合い、あちこちでのマーキングにも付き合っています。

 最初の子は、松山~北九州の田舎だったので、リードを離して走らせても怒られる事はありませんでした。2番目の子は、最初は北九州で思う存分走っていたのに、福岡に引っ越してからは、走れる場所が無くなり、蒼野の怪我もあって、今思うと随分ストレスを溜めてしまったのかも知れません。毛が長い犬だったので、雨の日は散歩しない日も多かったのも、飼い主の都合ですが可哀想だったと思います。

 犬は毎日散歩した犬の方が長生きしたというデータがあるそうです。散歩や運動は、犬にとって大きな刺激になります。脳や身体の機能を保つためにも絶対必要であるというのは、人間と同じですね! 散歩が少なく、ストレスが溜まった犬は、免疫力も低下するそうです。本当に2番目の子には申し訳なかったと思っています。

 今のワンコで心掛けたいと思っている習慣は歯磨きです。2代目までは歯磨きガムが好きだったのに、3代目は嫌いで食べないのです。これはちょっと心配です。犬も口腔ケアを行わないと、歯茎から菌が入り、全身の炎症を起こすため、寿命を縮めることがある様なのです。これも人間と同じですね!

 こうして書いてみると、犬を飼うというのは、手間も時間もお金もかかるなあと、改めて思います。もう2回も経験したのですが、亡くなると本当に悲しいです。でも飼うのはやめられません。犬が居る生活に慣れてしまうと、居なくなると、どこか穴が空いている様な感じがするのです。家族の笑顔も増えますし、イタズラで腹が立つこともありますが、本当にかけがえの無い存在です。

 犬を飼うことで、人間の健康寿命が伸びるというのは、有名な話です。そばにいてくれるだけでオキシトシンが分泌され、ストレスが軽減します。犬にとっても、大好きな飼い主さんとスキンシップをとったり、遊んだりと一緒に過ごすことは、この上ない幸せのはずですよね! 蒼野は愛犬と一緒に健康長寿を目指したいと思います。

 調べてみると、犬の健康も、人間の健康管理と本当にそっくりですね! 食事、運動、口腔ケアとストレスコントロールが重要です。眠れない犬はいないでしょうから、睡眠に関してはお酒さえ飲ませなければ大丈夫だと思います。今日も帰ったら、一緒に散歩に出かけよう、と思っている蒼野でした!

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